2021年11月10日水曜日

「温度分布の観察」を利用した診断・管理

 こんにちは、りょうざい屋スタッフです。

本日は「温度分布の観察」を利用した診断・管理について書きたいと思います。


■サーモグラフィーを用いた診断、管理

建築物診断などの診断現場では、「温度分布の観察」をサーモグラフィーで行うことが効果的です。

住宅の機密性、遮熱性、断熱材の効果確認、壁面の筋交い等のチェック、

雨漏り診断や太陽光パネルの発熱箇所の特定など世界中で使用されています。


また、製造現場では、設備や機器のメンテナンスが重要です。

故障の予兆は異常発熱が出るなど、不具合には「熱」が関係することが多くあります。

温度計などで点検をすることも多いですが、サーモグラフィーを使用すれば、

一発で異常個所を特定することができます。

品質に関わる、建物や構造物の機密性、遮熱性の検査にも活躍します。


■建物診断

赤外線サーモグラフィーは小さな温度差を面でとらえて画像にする為外壁の剥離、断熱不良、漏水などの原因の調査に威力を発揮します。



■断熱不良の発見

施工した断熱材が正しく機能しているか、隙間が無いかなどを一瞬で確認が可能です。


■工場内の設備診断(電気設備)

設備や機器の異常の多くが「発熱」として表れやすいため、

定期的にサーモグラフィーを使用して点検をすると、安全かつ効率的に異常箇所の発見が可能になります。

また、工場の電気設備は、老朽化等によりケーブルや端子に緩みが出て異常発熱を起こす場合があります。

そのまま放っておくと火災などを起こし、大事故につながる原因となります。




また、工場施設自体の省エネ対策としてもサーモグラフィーは活躍しています。



最後までお読みいただきありがとうございました。


りょうざい屋は、サーモグラフィーの活用を提案しています。

気になった方は以下のバナーよりどうぞ。


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